今回ご依頼いただいたスニーカーは、”Nike Air Force 1 Low”
ナイキを代表するシリーズの本作は、全体がオールホワイトで構築され、どんな服装にも合わせやすい万能な一足。
この度お預かりしたエアフォース1はよく履きこまれており、全体の黒ずみや部分部分の汚れが気になります。さらに、踵はすり減り穴が開いている状態です。
⚫︎ナイキ エアフォース1 ホワイトのクリーニング動画はこちら💁
今回は、Professional Shoe Care Kitを軸にクリーニングを進めていきます。
▼Professional Shoe Care Kit
・Cleaning Brush・Liquid Cleaner100ml・Compact Bowl・Microfiber Towel・Stain Remover・Cleaning Wipes 4pcs・Utility Eraser
まずは、Deodorant Shoe keeperをセットして履きジワを伸ばし、クリーニングの準備。
シューレースを外し、Compact Bowl(ボウル)に水を溜めてその中でもみ洗い。タオルで水気を取り乾かしておきます。
ここから、スニーカー本体のクリーニング。
Cleaning Brush(ブラシ)を使い、アッパー表面の埃を払い落とします。
次に、再度ボウルに水を溜めてブラシの毛先を浸したらLiquid Cleaner(クリーナー)を垂らしてスニーカーをクリーニング。
ブラシを縦横無尽に動かして蓄積した汚れをしっかりと落とす。この時、一気に全体を洗うのではなくパーツごとのクリーニングを意識します。
そうすることで洗い残しを防げるだけでなく、パーツの繋ぎ目の部分に入り込んだ汚れも掻きだすことが出来るのです。
汚れを落とせたら、Microfiber Towel(タオル)で泡をしっかりと拭き取りましょう。
全体を隈なく洗い終えましたが、ブラシで落としきれなかった頑固な汚れが残っています。そんな時にはStain Removerです。
洗浄力の高い洗剤が、先のフェルトに染みこんでいるため、そのフェルト部分でこすり落とすようなイメージで使います。
せっかくなので、シュータンは付属のCleaning Wipes(ワイプス)を使いクリーニング。
ワイプスは、片面にドットが付いているためそちら側を向けて擦ることで強い洗浄力を発揮します。とても丈夫で破れにくい素材のため躊躇なくごしごしと擦ることができます。
最後にアウトソールです。アウトソールの汚れは他の場所と比べて落としづらいため、Utility Eraser(イレーサー)とUtility Blushの両方で洗っていきます。
先ほど使ったボウルと水にクリーナーを入れUtility Brushの真鍮側を浸して、クリーニングを実施。
ある程度の汚れを落として、洗い残しの部分をイレイサーで仕上げます。
これでクリーニング完了です。これで頑固な汚れも一掃でき元の綺麗な白色のエアフォースに戻りました。
穴の開いた踵はHEEL PLUS 3.0を貼り付けることでこれからも履いていただけるようになります。
仕上げにクリーニングサービス特典のWaterproof Sprayで防水加工をして、Dryers,Shoes Bag 2.0を付属させ丁寧に梱包をしてご依頼主様のもとへご返送いたします。