スイス発のシューズブランド「On(オン)」。
特徴的なソールデザインと履き心地から、ランニングだけでなく普段履き用のスニーカーとしても見かける機会が増えました。
ただ、いざOnを選ぼうとすると、
- 種類が多くて違いが分からない
- 普段履きならどのモデルを選べばいい?
- Cloud 6やCloudmonsterなど、似た名前が多くて迷う
このように、モデル選びで困ってしまう方も多いのではないでしょうか。
Onには街履き向けのモデルからランニング、トレーニング、アウトドア向けまでさまざまな種類があり、モデルによって得意とする用途や履き心地が異なります。
本記事では、Onの代表的な種類を一覧で比較しながら、それぞれの特徴や違い、自分に合ったモデルの選び方まで分かりやすく解説していきます。
初めてOnを購入する方はもちろん、「次は違うモデルを履いてみたい」という方もぜひ参考にしてみてください。
Onスニーカーの種類を一覧で比較
Onのシューズは同じようなデザインに見えるものもありますが、普段履き向けからランニング、トレーニングまでモデルごとの役割は意外とはっきり分かれています。
まずは今回紹介する代表的なシリーズを一覧で比較してみましょう。
| シリーズ | 代表モデル | 主な用途 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Cloud | Cloud 6 | 普段履き・通勤 | 軽快で日常使いしやすい定番モデル |
| Cloudtilt | Cloudtilt | 街歩き・旅行 | 歩行時の快適性とクッション性を重視 |
| Cloudmonster | Cloudmonster 3 | ランニング | 厚めのクッションと高い反発感 |
| Cloudsurfer | Cloudsurfer 2 | ランニング | スムーズな重心移動と柔らかな履き心地 |
| Cloudrunner | Cloudrunner 3 | ランニング | 安定感を重視したデイリートレーナー |
| Cloud X | Cloud X 5 | ジム・トレーニング | さまざまな動きに対応しやすい設計 |
| THE ROGER | THE ROGERシリーズ | 普段履き | クラシックなテニスシューズ系デザイン |
ざっくり分けると、
- 普段履き:Cloud 6|Cloudtilt|THE ROGER
- ランニング:Cloudmonster|Cloudsurfer|Cloudrunner
- トレーニング:Cloud X
上記のようなイメージです。
さらに防水仕様やアウトドア向けのモデルも展開されているため、履くシーンから絞っていくと選びやすくなります。
Onの代表的な種類・シリーズの特徴
ここからは、Onの中でも代表的なシリーズとして、
- Cloud 6
- Cloudtilt
- Cloudmonster
- Cloudsurfer
- Cloudrunner
- Cloud X
- THE ROGER
上記7種類をそれぞれ詳しく紹介します。
単純な人気順ではなく、「どんな用途に向いているモデルなのか」という点にも注目しながら見ていきましょう。
Cloud 6|普段履きしやすいOnの定番モデル

Onの定番モデルとしてまず押さえておきたいのが「Cloud 6」。
ランニングシューズのようなスポーティーな見た目を持ちながら、公式ではオールデイ向けのモデルとして展開されており、普段履きや通勤など日常使いしやすい一足です。
ミッドソールにはOnを象徴するCloudTecを採用。
さらにSpeedboardによって蹴り出しをサポートしつつ、日常生活で扱いやすい履き心地に仕上げられています。
特徴的なのが、結ぶ必要のないスピードシューレース。
脱ぎ履きがしやすく、出かける際にサッと履けるのもCloud 6の魅力。
「初めてOnを買うけど、ランニング専用ではなく普段から使いたい」という方なら、候補に入れやすい定番モデル。
Cloudtilt|ウォーキングや長時間歩行に適したシリーズ

Cloudtiltは、街歩きや長時間の歩行を快適にすることを目的としたモデル。
最大の特徴は、ドミノのように連続して沈み込むCloudTec Phaseというソール形状を採用している点です。
着地から蹴り出しまでCloudパーツが順番に圧縮されることで、足運びを滑らかにサポートしてくれます。
Cloud 6と同じく普段履き向けですが、Cloudtiltはより歩くことに重点を置いたモデルというイメージ。
街歩きはもちろん、旅行やショッピングなど、一日を通して歩く時間が長くなりそうな場面にも合わせやすいシリーズです。
Cloudmonster|厚いクッションと反発感が特徴

大きなCloudパーツを採用した、ボリュームのあるソールが特徴的なCloudmonsterシリーズ。
現行のCloudmonster 3は毎日のランニングや長距離ランを想定したデイリートレーナーで、クッション性だけでなく反発感にも重点を置いたモデルです。
着地時には厚いCloudTecが衝撃を受け止め、そこから前へ押し出されるような走り心地につながります。
ランニング向けではありますが、このボリューム感あるデザイン自体がCloudmonsterの魅力。
厚底スニーカーとして普段のコーディネートに取り入れる人も多く、Onの中でも存在感のあるシリーズです。
Cloudsurfer|スムーズな走り心地を重視したシリーズ

Cloudsurferシリーズもランニング向けですが、Cloudmonsterとは履き心地の方向性が少し違います。
大きな反発感を前面に出すというよりも、着地から蹴り出しまでの滑らかな重心移動を重視したモデルです。
毎日のジョギングから長めのランまで幅広く使いやすく、「強い跳ね返りよりもスムーズな走り心地が好き」という方に向いたシリーズ。
Onのランニングシューズを比較するときは、Cloudmonsterの反発感とCloudsurferの滑らかさをひとつの基準にすると違いをイメージしやすくなります。
Cloudrunner|安定感を重視したランニングシリーズ

Cloudrunnerは、その名前の通りランニングをメインに設計されたシリーズ。
中でもCloudrunner 3は安定感の高さが特徴で、公式の比較でも安定性を重視したモデルとして位置づけられています。
ランニングを始めたばかりだと、スピードや反発性だけでなく「着地したときに足元が安定するか」も大切なポイント。
Cloudrunnerは、そんな日々のランニングで安心感を求めたい人に選びやすいモデルです。
通常モデル以外にWideやWaterproofなども用意されているため、足幅や使用環境に合わせて選択肢を広げられるのも◎。
Cloud X|ジム・トレーニング向けシリーズ

Cloud Xは、ランニングというよりもジムやワークアウトなどのトレーニング向けシリーズ。
Cloud X 5では屈曲性の高いミッドソールや成型インソールを採用し、さまざまな方向へ動くトレーニングをサポートする設計になっています。
ランニングシューズの場合は基本的に前方向への動きが中心ですが、ジムでは横方向へのステップやスクワットなど動きもさまざま。
そのため、「ランニングだけでなくジムでも使いたい」という場合はCloudmonsterなどではなくCloud Xのようなトレーニングモデルから選ぶのがおすすめです。
THE ROGER|クラシックなスニーカー感覚で履けるシリーズ

Onというと独特なCloudパーツを持つスポーティーなシューズを想像しがちですが、少し雰囲気が違うのが「THE ROGER」シリーズ。
テニス界のレジェンドであるロジャー・フェデラーと共同開発されたコレクションで、テニスシューズをベースにしたすっきりとしたデザインが特徴です。
THE ROGER AdvantageやClubhouse、Centre Courtなど、ライフスタイル向けのモデルも複数展開。
いわゆるコート系スニーカーに近い見た目なので、スポーツ感の強いデザインが苦手な方や、きれいめな服装にOnを合わせたい方にも選びやすいシリーズです。
Onの防水・アウトドアモデルの種類
Onには通常モデルだけでなく、雨の日やアウトドアで使いやすい防水モデルも用意されています。
代表的なのが、
- Cloud 6 Waterproof
- Cloudrunner 3 Waterproof
- Cloudrock
上記のようなモデル。
普段履き用、ランニング用、ハイキング用とそれぞれ役割が異なるため、「防水だからどれでも同じ」というわけではありません。
Cloud 6 Waterproof|普段履き向けの防水モデル

Cloud 6 Waterproofは、定番モデルであるCloud 6をベースに防水メンブレンを追加したモデル。
通常のCloud 6と同じく普段履きしやすいシルエットを持ちながら、雨の日にも対応しやすい仕様となっています。
さらにアウトソールもグリップ力を意識した設計となっているため、通勤や街歩きで天候を気にせず使いたい場合に便利。
晴れの日だけなら通常のCloud 6で十分ですが、雨の日も同じ一足を履きたいという方ならWaterproofモデルを選ぶメリットがあります。
Cloudrunner 3 Waterproof|ランニング向けの防水モデル

ランニング用途で防水性も欲しい場合は、Cloudrunner 3 Waterproofが◎。
通常のCloudrunner 3が持つ安定感をベースに防水機能を加えているため、天候の変わりやすい時期でも日々のランニングを続けやすくなっています。
ポイントは、先ほどのCloud 6 Waterproofとはそもそもの用途が違うこと。
普段履き中心ならCloud 6 Waterproof、ランニング中心ならCloudrunner 3 Waterproofというように、まず使用目的から選び分けると分かりやすいです。
Cloudrock|ハイキング・アウトドア向けシリーズ

Cloudrockは、ハイキングなどのアウトドア用途を想定したシリーズ。
Cloudrock Low WaterproofやCloudrock Mid Waterproofなどが展開されており、防水メンブレンに加えて、アウトソールにはトレイル向けのMissiongripを採用しています。
そのため、舗装された街中を歩くCloud 6とはかなり役割が違い、砂利道や山道などさまざまな路面を歩くことを想定した一足。
アウトドアでもOnらしいクッション性やデザインを楽しみたい方に適したシリーズです。
Cloud 6とCloudtiltの違いは?

On公式より引用(左:Cloud 6 右:Cloudtilt)
Onを普段履き目的で探していると、候補になりやすいのが「Cloud 6」と「Cloudtilt」。
どちらも街履きに使いやすいモデルですが、比べてみると方向性には違いがあります。
- 履き心地・クッション性・用途の違い
- 普段履き・旅行・長時間歩行ではどちらが向いているか
この2点から比較してみましょう。
履き心地・クッション性・用途の違い
Cloud 6とCloudtiltの大きな違いは、「日常使いのしやすさ」と「歩行時の快適性」のどちらに重点を置いているか。
| 比較項目 | Cloud 6 | Cloudtilt |
|---|---|---|
| 主な用途 | オールデイ・普段履き | ウォーキング・街歩き |
| クッション構造 | CloudTec® | CloudTec Phase™ |
| 履き心地 | 軽快で扱いやすい | 滑らかでクッション性を重視 |
| シューレース | スピードシューレース | スピードシューレース |
| おすすめシーン | 通勤・買い物・日常使い | 旅行・街歩き・長時間歩行 |
Cloud 6はシンプルで扱いやすく、「いつものスニーカー」として履きやすいモデル。
CloudtiltはCloudTec Phaseによる滑らかな重心移動とクッション性を重視しており、歩く時間が長くなるほど特徴を活かしやすくなります。
どちらが上というよりも、使い方によって選ぶのが正解です。
普段履き・旅行・長時間歩行ではどちらが向いている?
近所への外出や通勤、買い物など日常的な普段履きが中心なら、まずはCloud 6が選びやすいでしょう。
Onらしいデザインを楽しみながら幅広い服装に合わせやすく、脱ぎ履きも簡単。普段使いで必要な要素がまとまっています。
一方で、旅行先で一日歩き回る場合や、テーマパーク、観光、ショッピングなど歩行時間が長くなる場面ではCloudtiltが魅力的。
CloudTec Phaseによる滑らかな足運びを重視したモデルなので、「今日はかなり歩きそう」という日に強い一足です。
普段履き中心ならCloud 6、歩く快適さをより重視するならCloudtilt。
この基準で考えると、2モデルからかなり選びやすくなります。
自分に合うOnの選び方

ここまで紹介したように、Onには用途の異なるさまざまなモデルがあります。
種類が多く迷ってしまった場合は、
- 履く目的から絞る
- クッション性と軽快さのどちらを重視するか
- 安定性や運動内容に合わせる
- 雨の日に使うか
- サイズ感やフィット感を確認する
上記の順番で考えていくと、自分に合うモデルをかなり絞り込みやすくなります。
履く目的から絞る
On選びでまず考えたいのが「何に使うのか」。
例えば、
- 普段履き・通勤:Cloud 6
- 街歩き・旅行:Cloudtilt
- ランニング:Cloudmonster・Cloudsurfer・Cloudrunner
- ジム・トレーニング:Cloud X
- アウトドア:Cloudrock
というように、用途が決まれば候補はかなり少なくなります。
デザインだけで選ぶのもスニーカーの楽しみ方ではありますが、Onはモデルごとの用途が明確なブランド。
せっかくなら機能も活かせるモデルを選ぶのがおすすめです。
クッション性と軽快さのどちらを重視するか
同じ用途の中でも迷った場合は、どんな履き心地が好きかを考えてみましょう。
例えばランニングモデルであれば、Cloudmonsterは厚いクッションと反発感が特徴なのに対し、Cloudsurferは滑らかな足運びを重視しています。
普段履きでも同様で、扱いやすさならCloud 6、歩行時のクッション性を求めるならCloudtiltという違いがあります。
「厚いソールが好き」「軽快に歩きたい」など、自分の好みをひとつ決めるだけでも選択肢はかなり整理できます。
安定性や運動内容に合わせて選ぶ
ランニングやトレーニング目的の場合は、単純なクッション性だけでなく安定性や動き方にも注目。
日々のランニングで安定した着地を重視するならCloudrunner、ジムで前後左右に動くワークアウトならCloud Xなど、シューズに求められる性能が変わります。
逆に、トレーニング用途なのに厚底のランニングモデルを選ぶと、運動内容によっては扱いづらく感じることも。
「運動用」という大きなくくりではなく、どんな動きをするのかまで考えて選ぶのがポイントです。
雨の日に使うならWaterproofモデルを確認する
通勤やランニングなど、天候に関係なく履く予定ならWaterproofモデルもチェックしておきましょう。
先ほど一部紹介しましたが、OnではCloud 6やCloudrunnerをはじめ、通常モデルとは別に防水仕様が用意されているシリーズがあります。
ただし、防水モデルなら何でもOKという訳ではなく、基本的な用途は通常モデルと同じ。
まず自分に合うシリーズを決め、そのうえで「雨の日にも使いたいならWaterproofを選ぶ」という順番が分かりやすいです。
サイズ感やフィット感を確認して選ぶ
用途や機能が自分に合っていても、足に合わなければ快適には履けません。
Onはシリーズによってアッパーの構造や履き口、シューレース、ワイドモデルの有無なども異なります。
特にランニングや長時間歩行に使うのであれば、つま先の余裕やかかとの収まり、足幅なども確認しておきたいところ。
公式サイトに記載されているサイズ・フィット情報を参考にしつつ、可能であれば一度試着してから選ぶのが確実です。
まとめ|Onの種類を比較して自分に合ったモデルを選ぼう
Onには普段履き向けのCloud 6をはじめ、ウォーキング向けのCloudtilt、ランニング向けのCloudmonster・Cloudsurfer・Cloudrunnerなど、さまざまな種類があります。
見た目だけでは違いが分かりづらいモデルもありますが、用途を整理すると意外とシンプル。
まずは「普段履きなのか」「走るのか」「ジムで使うのか」といった目的から候補を絞り、その中でクッション性や安定性、デザインなどを比較していくのがおすすめです。
自分の使い方に合ったOnを選んで、特徴的な履き心地を楽しんでみてください。










