2016年、"NIKE AIR MORE UPTEMPO"、通称「モアテン」復刻の年。
毎週のようにニューカラーがリリースされ、毎週土曜日に店頭では発売前に多くの列を作った。
しかしながらこの流れで喜んだのは古参だけでない。
"モアテン"はこれまでスニーカーに興味がなかった多くの若者も虜にした。
そんな年にまた1人、次世代を担うであろう若き"スニーカーヘッズ"が生まれた。
"Interviwee Profile"
茨城県出身
2016年に発売された"Supreme x NIKE AIR MORE UPTEMPO"に衝撃を受け、以後スニーカーの魅力にどっぷりと浸かっている若きスニーカーヘッズ。
お気に入りの1足は"OFF-WHITE x NIKE AIR JORDAN UNC"
"スニーカーの一生に寄り添う"
ースニーカー観賞用フィルム"KicksWrap"にUVカットの機能を追加した"KicksWrap Premium"の発売から早2ヶ月。
Instagramに#kickswrapの投稿は日を追うごとに増えてきているのですが、Premiumの投稿はまだまだ少ないのが現状です。
そんな少ない投稿の中で、@turu0603 さんのKicksWrap Premiumを実際に使ったポストは目立っていましたので、今回インタビューのお声を掛けさせて頂きました。
ーこちらこそ、お忙しい中茨城からご足労頂きましてありがとうございます。
ところで今手に持っているその袋・・・もしかして本日発売されたSupreme x Comme des Garcons x NIKE AIR FORCE 1ですか!?
でも今日実際に後輩を連れて並びに行ったんですよ。
ですが結局買えなくて、我慢出来ずリセールショップで4万で購入しちゃいました。(笑)
ー買い方も今時って言っちゃ今時ですね。
ちょっと前は今みたいにリセールのショップって少なかったし、ヤフオク等で買うのがスタンダードでした。
でも今はフェイクで溢れてるので、StockXとか本物のみを扱うリセールショップで買うのが新たなスタンダードになりつつありますね。
ところでスニーカーを好きになったキッカケって何ですか?
僕がスニーカーを好きになったキッカケは2年前に発売された"Supreme x NIKE AIR MORE UPTEMPO"にまで遡ります。
当時はAzulの服、分かりやすく言えばちょいお兄のオラオラ系(笑)を好んでいて、正直スニーカーはあまり興味がありませんでした。
ですがネットで"シュプテンポ"の画像を見たときに、衝撃を受けて"絶対にこのスニーカーが欲しい!"と思いました。
実際にネットの抽選とか、オンライン発売も挑戦してみましたが、その時は全て失敗に終わりました。
ただそれでも諦めきれなくて、オンラインが終わった後に東京へ向かいました。
歩いていると行列が出来ている店があって、店の看板を見たら"NIKELAB MA5"って書いてある。
ここでもシュプテンポの発売してるのか!って思って、並んでみました。
ただ、本当にここで発売があるのか?って疑問もありました。
そこで並びの前の人に聞いてみたら、FragmentとナイキのコラボTシャツの並びだったことを聞かされました。(笑)
で、そのまま話し込んでいると、その方はSupreme店頭でシュプテンポを購入して、その流れでMA5に並んでいたそうです。
そこでその方にこれまでの経緯を説明したら、そのシュプテンポを相場より安い4万円で譲ってもらうことになったんです。
本当に嬉しくて、履かずに飾ってしばらく眺めていましたね。
少し長くなってしまいましたが、そこからスニーカーにどっぷりとハマることとなりました。
ー(笑)
確かに2016年に復刻された"モアテン"って、昔からのファンを喜ばせたのもそうですが、私的にはそれ以上に"若いファン"を増やした印象が強いです。
@turu0603さんのような、"若いスニーカーヘッズ"が急激に増えたように思えます。
ーさて、そろそろ今回のインタビューの本題に入ろうかと思います。
まずはじめに、"KicksWrap Premium"はどこで知ったのですか?
キッカケはSOSHI-Muzicさんの動画で、"KicksWrap"を知ったのが発端です。
SOSHIさんの動画って見やすくて、かつ作り込んでいて面白い。
実際にスニーカーを履いてのレビューとかも参考になることが多いです。
次の動画、次の動画と続けて見ていくうちに、KicksWrap紹介の動画が出てきて、そこではじめてKicksWrapを知りました。
ーKicksWrapを実際に使ってみようと思ったキッカケは何でしょうか?
僕はシュプテンポでスニーカーの魅力を知り、それからは特に"NIKE AIR JORDAN 1"にドップリはまって集めるようになりました。
その中でも古い(オリジナルに少しでも近い)モデルを集めることもありました。
実際に購入した2011年製のシカゴはつま先のソール付近が少し加水分解していたのですが、それでも少しでも長く、良い状態で保管したい・・・そこでKicksWrapを使ってみようと思ったのがキッカケです。
それとホコリを防げることもキッカケの1つです。
いま新居を建てているのですが、そこには部屋の中にもスニーカーを飾る専用の棚を作る予定です。
自分の経験上、棚に飾るとホコリがすごい被っちゃうので、KicksWrapでラッピングすればそれを防ぐこともできます。
ーなるほど。
ただ前回のインタビューでも、商品説明でも表記させて頂いておりますが、加水分解というのは製造された段階で始まるので、どんなスニーカーもこれから避け通ることが出来ません。
ただやらないよりはやったほうが良いと個人的には思ってます。
その大きな理由については後ほど。
ーところでKicksWrapと比べて価格が約2倍の"KicksWrap Premium"をなぜ使ってみようと思ったのですか?
KicksWrapを使って、これはすごく良い商品だと思ったので、Premiumはもっと良いものなんだろうな、って思いました。
購入するに当たっては実際に商品説明を読んだのですが、紫外線を90%以上カットする"Anti-UV+"の機能に魅かれたので、購入を決意しました。
紫外線カット効果によって黄ばみの対策になるかと思いました。
そういえばKicksWrap PremiumってKicksWrapよりフィルムが厚いような気がするのですが、気のせいでしょうか?
ー気のせいではないです。(笑)
実際、PremiumはKicksWrapよりフィルムが0.01mm厚いです。
KicksWrapは0.02mm、KicksWrap Premiumは0.03mmなのですが、より紫外線カット効果を高めるために厚くしたというのが大きな理由です。
そもそもKicksWrapはこの道30年以上のフィルムメーカーと協力して、膨大なフィルムの種類、厚さなどから最適なシュリンクフィルムを選定して作り上げたものなんです。
詳細については下記の記事から確認して頂けたら分かるかと思います。
"KicksWrap"がスニーカーをラッピングするのに最も最適なフィルムである理由とは?【他シュリンクフィルムより価格が高い理由】
今回の"KicksWrap Premium"制作に当たっても、もちろん担当者様に相談させて頂き、いくつかサンプルを上げて、スニーカーフィルム(シューフィルム)の決定版を作り上げた、と考えております。
"スニーカーの一生に寄り添う"
ーKicksWrap Premiumを使って実際に良かったな、と思う点がありましたら教えてください。
一言で言うと、KicksWrap Premiumによって"安心感"を得たことです。
確かにKicksWrap Premiumを使ったからと言って加水分解を止めことはできませんが、僕は大切なスニーカーのために常に最善を尽くしたいと考えています。
スニーカーによっては定価より何倍も高いお金を出して買ったものもありますし、思い入れのスニーカーというのはお金では変えられない、想い出が沢山詰まっているものもあります。
いつか加水分解でボロボロになったとしても、その瞬間まで少しでも長く、なるべくキレイな状態で寄り添っていたい。
そのためには乾燥剤やシューキーパーをインソールに入れて、KicksWrap Premiumでラッピングするのが僕にとってスニーカーのためになる最善の策だと考えています。
余談ですが僕のお気に入りのモデルの1つである"OFF-WHITE x NIKE AIR JORDAN 1"UNC"があります。
これは最初KicksWrapで包んでいたのですが、KicksWrap Premiumがリリースされてから、KicksWrapを剥がしてKicksWrap Premiumで再度ラッピングしました。(笑)
それとたとえ加水分解でボロボロになったとしても、そのスニーカーをKicksWrapで包めば、何の問題なく保管できますしね。
たとえ加水分解したとしてもラッピングすれば触ることだって出来るようになりますし。
個人的には国内でもっと普及して良いと思う商品だし、海外でも売れるのではないでしょうか?
ー『"お気に入りのスニーカーの一生に寄り添うためのツール"として、"KicksWrap Premium"は最適』という言葉がしっくりきそうです。
あとホログラムシールも良いと思います。
なんか、"キチンと保存されてる"感があって(笑)
これが付いてると高級感が出ると言いますか、なんか映えると思います。
ー最後に"KicksWrap Premium"の購入に悩んでいる人へ一言お願いします。
まずKicksWrapは使ってみて初めて良し悪しが分かる商品だということです。
僕は興味を持ったらやってみよう、という派の人間なので、KicksWrapについてもまずは自分で買ってやってみました。
結果、KicksWrapはこれからも使い続けたい商品だ、ということを実感するに至ったので、買ってよかったなと実感しています。
KicksWrapが1万とか5万とか、手に取るのにものすごく敷居が高い値段なら話は別なのですが、KicksWrap Premiumは10枚入り(5足分)で1,800円(税別)程度。
少し高めのランチ代程度で、エントリーしやすい価格だと個人的には思います。
それでも高いと思うなら、KicksWrapを使ってみれば良い。
KicksWrapは10枚入り(5足分)で980円(税別)とPremiumの約半額で、こちらは毎日のランチ代ですしね。
自分の大切なスニーカーたちのためにランチ1回ご馳走した、と思えばすごく安い買い物ではないでしょうか?
ーなるほど。
確かに、これまでインタビューした方全員言っていますね。
"使ってみないと分からないプロダクトだ"、と。
ただオンラインで買える商品でも、実際に店舗で手に取ってみてから購入を決める、という人も多いかと思います。
以前はこのオンラインショップのみでの販売でしたが、今は有難いことにUDEFEATED様でも取り扱って頂き、店頭にも置いて頂いております。
実際にUNDEFEATED様店頭では商品だけでなくてKicksWrap、KicksWrap Premium、SOLE PLUSを実際にスニーカーに使った展示もしている店舗もあるので、実際にどのようにスニーカーが包まれているのか、等を知りたい方は一度見に行ってみるのも良いのではないでしょうか?
以上、かなりのロングインタビューとなりましたが、この度はお忙しい中、インタビューを受けて頂きまして誠にありがとうございました。
*KicksWrap Premium の購入はこちらから