スニーカーを買うとき、多くの人が悩むのが「サイズ選び」。
同じ◯cm表記でも、ブランドやモデルによって履き心地が大きく異なることもあり、
- 思ったよりきつい
- 歩くとかかとが浮く
といった失敗を経験した方も多いはず。
特に近年はネット購入が主流になり、試着できないままサイズを選ぶケースも増えています。
本記事では、スニーカー選びで失敗しにくくなる基本的な考え方から、足の測り方、試着できない場合の対処法までを分かりやすく解説します。
これからスニーカーを購入する方はもちろん、サイズ感に迷った経験がある方もぜひ参考にしてください。
【基本】スニーカーサイズの選び方

まずは、スニーカー選びで押さえておきたい基本的なポイントから確認していきましょう。
スニーカーのサイズを選ぶ目安として、下記の4つが押さえておきたいポイントです。
- 足長の+1.5cmを軸に選ぶ
- 足幅で選ぶ
- 足の甲の圧迫感で選ぶ
- かかとのフィット感で選ぶ
それぞれ具体的に解説していきます。
1.足長の+1.5cmを軸に選ぶ
スニーカーのサイズ選びでは、「実寸の足長+約1.5cm」がおすすめ。
歩行時は足が多少前後に動くため、ジャストサイズすぎると指先が当たったり、横幅が窮屈になり、快適さが損なわれてしまいます。
逆に大きすぎる場合、足が前後に動きすぎてしまい歩行時の負担が増えてしまいます。
1.5cmの適度な余裕があることで、歩きやすさと快適性のバランスが取りやすくなります。
ただし、分厚いソックスを履く機会が多い場合に限っては、さらに+0.5cmで2cm余裕を見ておくと失敗しづらいです。
2.足幅で選ぶ
サイズ表記は足長が基準ですが、実際の履き心地を左右するのが足幅です。
足幅が広めの人は、同じサイズでも窮屈に感じやすく、逆に細身の人は余りやすい傾向があります。
指先は余裕があっても横幅が合っていないまま履いていると、痛みや疲労につながるため、横幅も大切なポイント。
モデルによって「細め」「標準」「広め」の設計が異なる点も意識しましょう。
3.足の甲の圧迫感で選ぶ
甲が高い人は、足幅だけでなく甲部分の圧迫感にも注意が必要です。
履いた瞬間に甲が強く当たる場合、長時間の着用で痛みや疲労につながります。
靴紐の締め具合調整で改善することがほとんどですが、どうしてもきつく感じる場合はワンサイズ上を検討するのも一つの方法です。
4.かかとのフィット感で選ぶ
スニーカー選びでは、つま先だけでなくかかとのフィット感も重要。
歩行時にかかとが浮くと、靴擦れや疲労の原因になります。
軽く歩いたときにかかとがしっかりホールドされているか確認しましょう。
【実寸】足のサイズの測り方
正確なサイズ選びのためには、自分の足の実寸を把握しておくことが大切です。
身近なものを使って家でもできる測り方をご紹介します。
用意するのは、
- 足を乗せた時にはみ出ない大きめの紙
- メジャー、定規
- ペン
上記の3つです。
これらを使って実寸していきます。
足長の測り方

上のイメージのように、紙に「逆向きのT」のような線を書きます。
この時、2本の線は垂直に交わるようにし、赤い縦線は足長を測る用の線のため長めに30cmほど定規で引いておきましょう。
青線にかかとの端っこを合わせ、赤い縦線に足を置き、一番長い指先部分で印をつけておきます。
青線(かかとの端)から赤線上の印までの長さを測り、でてきた数値が足長となります。
もし左右の足で長さが異なる場合は、長い方の数値を基準にしましょう。
夕方は足がむくみやすいため、測定は夕方以降がおすすめです。
足囲の測り方

足囲は「親指の付け根と小指の付け根にある出っ張った部分を一周」した長さを測ります。
足幅も重視したい方はこの数値を把握しておくと、モデル選びの参考になります。
試着ができない場合の選び方

試着するのが一番ですが、オンライン購入など現物を試着ができない状況も多々ありますよね。
そんな状況では
- 普段サイズからサイズアップ
- ネットやSNSで口コミ調査
上記のポイントを意識することで失敗する可能性を減らすことができます。
普段サイズからサイズアップ
迷った場合は、普段履いている靴のサイズから「0.5cmサイズアップ」するのが無難です。
ピッタリを狙って小さくなってしまった場合は対処が難しいですが、大きめであればインソール交換やシューレース調整で対応できます。
もし横幅がかなり狭いようなモデル、全体の作りがタイトなモデルの場合は、+1cmでもOK。
少し大きい分には対処ができるため、保険的に余裕を持つと失敗しづらいです。
ネットやSNSで口コミ調査
人気モデルはもちろんマイナーなモデルであっても、購入前にモデル名+「サイズ感」で検索すると実際のレビューを見つけることができることも。
ネット検索でヒットしなくても、XのようなSNSであれば情報が見つかることも少なくありません。
ブランド公式の説明だけではぱっとしなくても、実体験ベースの声を確認することで大体のサイズ感を把握することが可能です。
スニーカーが大きかった/小さかった時の対処法

万が一サイズ選びに失敗してしまった場合でも、状況によって有効な対処法はあります。
大きかった場合、小さかった場合の2パターンに分けて解説します。
大きかった場合
- インソール交換、追加
- 厚手のソックスを履く
定番でありながら一番有効なのがインソールでの調整です。
分厚いインソールに変えたり、純正インソールの上から適度な厚みのインソールを重ねることで、足先に空いた空間を無くすことができます。
また、ほんの少し大きいかなと感じる程度であれば、分厚めのソックスを履くだけでもフィット感をあげることもできます。
小さかった場合
- 靴紐を緩める、縛らずに履く
- シューズストレッチャーを使う
小さい場合は厳しい状況であることが多いですが、ほんの少しであれば対処できることも。
少しの圧迫感程度であれば、靴紐を緩くしたり縛らずに履くことで改善するこができます。
また、馴染むという特性を持つレザー系素材に限り、シューズストレッチャー(靴伸ばし機)を使うことで、靴の素材を伸ばして空間を作ることができます。
ただし、どちらの方法であっても圧迫感が強い場合は無理に履かず、可能な状況であればサイズ交換が一番現実的です。
よくある質問
ナイキやニューバランスの横幅サイズは?
ナイキはやや細め、ニューバランスは標準〜やや広めと感じる人が多い傾向があります。
ただしモデルによって差があるため、あくまで目安として考えましょう。
レディースモデルでも同じ選び方でいいの?
基本的な選び方は同じですが、レディースモデルは全体的に細め。
足幅が広い方は注意が必要です。
また、デザインが気に入ってレディースモデルを買う男性の方もいるはず。
ほとんどの場合サイズが小さめであることから、男性の足にはきつすぎてしまいます。
レディースモデルに限っては、+2cm程度余裕を見てインソールなどで調整するという方法もあります。
サイズ感は結局どれくらいがベスト?
足長に余裕があり、足幅・甲・かかとが無理なくフィットする状態が理想。
「少し余裕があるが、歩いてもブレない」サイズ感を目指しましょう。
試着できる状況であればただ履くだけでなく、かがんでみたり少し歩いてみたり、普段の履いている状況を想定した上でフィット感のチェックが有効です。









