曇ったヴィトンスニーカーがクリアに…!お客様のGO1210をクリーニングレポート - KicksWrap®︎

曇ったヴィトンスニーカーがクリアに…!お客様のGO1210をクリーニングレポート

今回ご依頼いただいたスニーカーは “ルイヴィトン アビューライン GO1210”。

クリアソールや白のメッシュパーツは、使用による汚れが目立ちます。

さらに、ハイブランドならではの繊細な素材が使われている場合があるため、クリーニング前に全体の素材を確認してから、慎重にクリーニングを進めていきます。

●GO1210のクリーニング動画はこちら💁‍♂️

それでは早速始めていきます。

まずはクリーニングの下準備。

シューレースをはずしたら、シューケアサービス特典の Deodrant Shoekeeper を使用し、スニーカーの形を整えていきます。


そして Cleaning Brush(ブラシ)で表面の微細な埃等を払い落とします。

メッシュパーツは埃などが生地の奥に入り込むため、その部分はより入念に払っていきます。

 

これで下準備は完了。

次に Foam Cleaner(クリーナー)を使用したクリーニングに移っていきます。

まずはアウトソールから。

今回のスニーカーはアウトソール全体がクリアになっており、その内部がオレンジという粋なデザイン。

表面を綺麗にして、しっかりとこのディテールを輝かせていきます。


まず、フォームとブラシでクリーニング。
しなやかな毛先が溝の奥にある汚れまでを掻き出します。


そのあと Utility Brush を使用し、頑固な汚れなどの付着物をしっかりと除去。

 

Microfiber Towel(タオル)で拭き上げれば、アウトソールが透き通り、奥の鮮やかなオレンジが見られるように。


ミッドソールも同様に、モノグラム柄が本来の美しいクリアになりました。


仕上げに、カーボン部分をタオルでしっかりと拭き上げ、光沢を出します。


次にアッパーのクリーニングに取り掛かります。

スムースレザーとメッシュでの構成のため、基本的なフォームとブラシを使ったクリーニングを行います。

クリーナーをのせたブラシをアッパーにあて、様々な方向に動かしていきます。

きめ細かな泡としなやかな毛先のおかげで、みるみる綺麗になります。

この時、まとめて全体をクリーニングするのではなく、パーツごとのクリーニングを意識することで洗い残しがなくなり、最終的な仕上がりのクオリティが上がります。

 

かかと部分は薄いメッシュがアッパーを覆っているため、破れに注意しながら慎重にクリーニングを進めていきます。

ハイブランド系のスニーカーには、こういった繊細な、普通とは異なった素材が使われている場合も多いので、しっかりと見極め、それに合ったクリーニングを行います。


ある程度ブラシで擦りましたが、若干汚れが残りました。

そういったときには、無理に汚れを落とそうとブラシを何度もあてるのではなく、Stain Remover を使い汚れにアプローチします。

そうすることで、素材に摩擦的な負荷をかけることなく汚れを落とすことができます。

 

最後にヒール部分のプルストラップとシュータンをクリーニングすれば終了です。

 

綺麗にしたスニーカーは、特典の Waterproof Spray をかけ、Dryers を入れ、Shoes Bag 2.0 を付属させてご返送します。


今回は、このような貴重なスニーカーを弊社にお任せいただき、誠にありがとうございました。