洗剤を使ったサンダルの洗い方|汚れや臭いもこれで解決 - KicksWrap®︎

洗剤を使ったサンダルの洗い方|汚れや臭いもこれで解決

  • サンダルが汚れてしまった
  • 少し臭う気がする
  • 水で洗っていいのかわからない

普段サンダルを履いていると、上記のようなお悩みが出てきますよね。

砂埃などの外的要因の汚れが付着するのはスニーカーとそう変わりませんが、サンダルは素足で履く機会が多いため、汗や皮脂汚れがより溜まりやすいもの。

そのため、「見た目は綺麗だけど少し臭うかも」ということも少なくありません。

ただ、サンダルと言っても様々な素材の種類があり、正しい洗い方がわからない方もいるのではないでしょうか。

本記事では、サンダルの素材ごとの正しい洗い方や注意点をはじめ、臭いの対策などについて解説していきます。

サンダルの洗い方で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

サンダルを洗う前に知っておきたい素材の注意点

サンダルに使われている素材は主に

  • EVA:硬めのスポンジのような質感、軽くてクッション性がある素材
  • ラバー:ゴムのような弾力、滑りにくい質感の素材
  • ナイロン:シャカシャカした質感、布よりもツルッとしている素材
  • メッシュ:細かい網目状で通気性の高い布のような素材
  • レザー:しっとりした手触り、ツヤのある革っぽい素材
  • コルク:木のような見た目、ワインの栓と同じ素材

上記のように意外と様々な素材が使われた製品があります。

素材によっては水に弱いものや、洗剤の成分で劣化しやすいものもあるため、洗う前には必ず素材の確認をしましょう。

とくにレザーやスエード、コルクなどのデリケート素材は、水洗いが基本的にNGなので要注意。

無理に水洗いすると色落ちやひび割れなどの劣化を招く可能性もあるため、そのような素材に適した洗い方が必要です。(詳細はこの後の見出しで解説)

【素材別】サンダルの正しい洗い方

ここからは、下記3つにカテゴリ分けした代表的な素材別に、正しい洗い方を紹介していきます。

  1. EVA素材・ラバー・プラスチック系
  2. ナイロン・メッシュ系
  3. レザー・スエード・コルク系

お手持ちのサンダルの素材にあわせて、適した洗い方を選びましょう。

EVA素材・ラバー・プラスチック系

水に強く、丸洗いできる素材なので扱いやすさ◎。

洗浄力の強いクリーナーとブラシでガシガシ洗い、たっぷりと水を使ってのすすぎが可能です。

すすぎの後はタオルで拭きあげるか、日陰で風通しの良い場所に干せばOKです。

ナイロン・メッシュ系

メッシュやナイロンも水洗い可能ですが、毛羽立ちや色落ちなどの素材が劣化してしまうことを防ぐために、固いブラシでのブラッシングや漂白剤の使用は避けましょう。

スニーカーでも使えるクリーナーとブラシでのクリーニンングであれば、高い洗浄力で優しく洗うことができます。

また、食べ物のシミ汚れなどといったクリーニングで落ちない汚れには、シミ除去剤を使うことで除去が可能です。

レザー・スエード・コルク素材のサンダル

これらの素材はデリケート素材のため、水による丸洗いをしてしまうと素材が劣化してしまう原因になるため避けましょう。

スニーカークリーニングと同様に、専用クリーナーとブラシを使った洗い方が安心です。

手順的にはスニーカーと全く同じで、

  1. 空ブラッシング
  2. 専用クリーナーでのクリーニング
  3. タオルなどで拭きあげ

上記手順で行います。

また、スエードのような起毛素材の汚れが激しい場合は、スニーカー用消しゴムの「黒」を使ることで、簡単に汚れを落とすことができるのでおすすめ。

サンダルの臭いが気になる時の対処法

素足が直接触れるサンダルは、臭いの原因となる汗や雑菌が付きやすいもの。

通気性はいいものの、やはり汗などの汚れの付きやすさでみるとスニーカーに比べても段違いです。

そのため、臭いを予防・対処するには定期的に対処しておくことが大切。

  • 洗剤を使って洗う
  • 消臭・除菌スプレーを使う
  • 日常的に対策しておく

上記3つの方法をそれぞれ解説していきます。

洗剤を使って洗う

汗や皮脂といった汚れは油分が含まれているため、水洗いだけでは完全に除去するのが難しい汚れです。

さらにそれらの汚れを餌に繁殖してしまう雑菌は、クリーナーに含まれる「界面活性剤」によって除去ができるため、ただの水洗いではなく洗剤を使ったクリーニングにしましょう。

消臭・除菌スプレーを使う

一番手軽にできるのがこの「消臭・除菌スプレー」を使う方法です。

玄関にスプレーを置いておけば、脱いだタイミングでサッと吹きかけておくだけでOKなのでかなり手間要らず。

手軽さ重視の方にはピッタリの方法です。

日常的に対策しておく

履き終わりの処置はもちろんなのですが、サンダルって外出先でも足裏との間に蒸れを感じますよね。

そんな時に役立つのが「Cleaning Wipes(クリーニングワイプ)」

クリーナーの成分が染み込んでいるため、気になったタイミングで簡易クリーニングが行えることと、個包装になっているため持ち運びがしやすく◎。

外出先でも帰宅後でも使いやすいアイテムです。

よくある質問

オキシ漬けしてもいい?

シミ除去

基本的にサンダルであってもオキシ漬けはおすすめできません。

水に強いEVA等であっても、複合素材の構成で他の部分を痛めてしまう可能性があります。

臭いが気になるならクリーニングや消臭・除菌スプレーの活用を。

もしシミなどの落とせない汚れが残ってしまったなら、シミ除去剤で対処しましょう。(上の写真が実際にシミ除去をした様子)

洗濯機で洗える?

洗濯機での洗濯もNG。

洗濯槽との摩擦やパーツの破損など、様々なリスクがあります。

もしやるのであれば、素材が水に強いものであることを確認した上で、バケツなどにクリーナーを溶かした水を張っての手洗いにしましょう。

洗剤は中性洗剤、ウタマロ、重曹などでもいい?

軽い汚れであれば、中性洗剤やウタマロクリーナーでもOK。

使用の際は、すすぎ残しがないようにたっぷりの水でしっかりすすぎましょう。

ただ、汚れの程度がひどい場合は、靴用汚れの除去に特化したスニーカークリーナーでのクリーニングがおすすめです。