白スニーカーは、どんな服装にも合わせやすく便利な一方で、黒ずみや泥汚れ、黄ばみなどの汚れが目立ちやすいのが悩みです。
「汚れてしまったけど、どうやって落とせばいい?」「洗ったら白くなる?」「自宅でケアしても大丈夫?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
白スニーカーの汚れは、種類によって適した落とし方が異なります。間違った方法で洗うと、素材を傷めたり、変色したりする可能性もあるため注意が必要です。
そこでこの記事では、白スニーカーにつく汚れの種類や原因から、汚れを落とす具体的な方法、汚れを防ぐためのケアまで詳しく解説します。
お気に入りの白スニーカーをきれいな状態で長く履くために、ぜひ参考にしてください。
白スニーカーの汚れは落ちる?

白スニーカーは汚れが目立ちやすい一方で、付着したばかりの軽い汚れであれば、自宅でもきれいに落とせるケースが多くあります。
ただし、すべての汚れが同じように落ちるわけではありません。泥やホコリなどの表面汚れは比較的落としやすいのに対し、長期間放置した黒ずみやシミ、素材に染み込んだ汚れは落としにくくなります。また、黄ばみのように汚れだけが原因ではなく、素材の変化によって起こるものもあります。
そのため、白スニーカーをきれいにするには、まず汚れの種類を見極めて、それに合った方法でケアすることが大切です。
白スニーカーにつきやすい汚れの種類から、実際に汚れを落とす方法、汚れを防ぐためのケアまで詳しく紹介していきます。
白スニーカーにつく汚れの種類と原因

白スニーカーの汚れといっても、原因によって種類はさまざまです。
外を歩いているときにつく泥やホコリ、擦れることでできる黒ずみだけでなく、履いているうちに汗や皮脂が付着したり、時間が経つことで黄ばみが発生したりすることもあります。
汚れの種類によって適した落とし方も異なるため、まずはどのような汚れがついているのかを確認してみましょう。
黒ずみ・シミ・泥汚れ
白スニーカーで特に目立ちやすいのが、黒ずみや泥、シミなどの外側の汚れです。
歩いているときに砂や泥が付着したり、スニーカー同士や地面との摩擦によって黒ずみができたりします。また、飲み物や食べ物などをこぼしてシミになることもあります。
泥やホコリなど表面に付着した汚れは比較的落としやすいですが、時間が経つほど汚れが素材に定着して落としにくくなるため、汚れたら早めにケアすることが大切です。
汗・皮脂汚れ
スニーカーを履いていると、足から出る汗や皮脂がアッパーやインソール、スニーカーの内側に付着します。
汗や皮脂汚れは目立ちにくいものの、汚れやニオイの原因になることがあります。
特に素足で履いたり、長時間履き続けたりしたスニーカーは汗がこもりやすいため、表面だけでなく内側も定期的にケアしましょう。
ソールの黄ばみ
白スニーカーのソールに見られる黄ばみは、単純な泥やホコリとは少し性質が異なります。
ソールは地面と直接接するため汚れが付きやすく、黒ずみや泥汚れが蓄積します。また、素材の経年変化や紫外線、保管環境などが黄ばみに影響する場合もあります。
そのため、ソールの黄ばみは通常のクリーニングだけでは落としにくいこともあります。汚れによる黄ばみなのか、素材そのものの変化による黄ばみなのかを見極めることが重要です。
白スニーカーの汚れを落とす方法

今回クリーニングするのはアディダスのスーパースター。
白いスニーカーはどうしても汚れが目立ちやすくて、家でどうやって洗ったらいいんだろうとか、水洗いしなきゃならないのかなぁとか、悩む方は多いと思います。
今回のスーパースターも全体的に黒ずみが目立ち、シュータンには細かなシミもあります。こうした汚れも、順番と使うアイテムを押さえておけば、自宅でキレイにすることができます。白いスニーカーの汚れが気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
- 靴紐を抜きシューキーパーをセット
- 全体をブラッシング
- アッパーを洗う
- タオルで拭き取る
- シミ汚れを落とす
- ソールの黄ばみを落とす
- 内側をきれいにする
- シューレースを変える
靴紐を抜きシューキーパーをセット

まずはシューレースを抜いて、デオドランドシューキーパーをセットします。
シューキーパーを入れておくことで履きジワが伸びて、ブラシがシワの奥まで届き、クリーニングしやすくなります。
洗い残しを防ぐためにも、最初にやっておきたい工程です。
全体をブラッシング

続いて、フォームシューケアキットに入っているクリーニングブラシでブラッシングしていきます。
いきなりクリーナーを使うのではなく、まず表面のほこりや乾いた泥汚れを払い落とします。シューレースホールやソールとの境目など、細かい部分にも毛先を入れて丁寧にブラッシングしましょう。ブラシは毛先で汚れをかき出すイメージで使います。
スポンジやタワシでも代用できますが、素材を傷める可能性があるため、専用のクリーニングブラシがおすすめです。豚毛ブラシを1本持っておくと、スニーカーのお手入れに便利ですよ。
アッパーを洗う

それでは、いよいよアッパーを洗っていきます。今回使うのは、フォームシューケアキットに入っているフォームクリーナー。水を使わず、泡でスニーカーをクリーニングできるのが特徴です。
食器用の中性洗剤でも代用できますが、希釈の濃度が難しく、洗剤が残ることで黄ばみの原因になる可能性もあるため、専用のシューズクリーナーを使うのがおすすめです。
使い方は簡単で、クリーニングブラシにフォームを乗せ、汚れを落としていきます。一度に全体を洗うのではなく、パーツごとに少しずつ洗うことで、洗い残しも防ぎやすくなります。
タオルで拭き取る

汚れが浮いてきたら、クリーニングマイクロファイバータオルで泡と汚れをしっかり拭き取ります。
スニーカーを洗うときは、「洗う→丁寧に拭き取る」までをセットで覚えておきましょう。洗剤や汚れを残さないことも、きれいに仕上げるポイントです。
シミ汚れを落とす

さて、全体は綺麗になりましたが、シュータンの赤いシミは落としきれませんでした。このような通常のクリーニングで落ちない汚れには、専用の「ステインリムーバー」を使います。
白いスニーカーは1箇所でも汚れが残ると目立つため、まず通常のクリーニングを行い、それでも残った汚れにステインリムーバーを使うのがおすすめです。
かなり赤いシミだったので落ちるか心配でしたが、ステインリムーバーを使うことでしっかり綺麗に落とすことができました。
ソールの黄ばみを落とす

さて、アッパーの汚れは綺麗に落ちました。続いてはソールの黄ばみです。白いスニーカーはアッパーが綺麗でも、ソールが黄ばんでいると全体的にくすんで見えてしまいます。
今回使うのは「イエローリムーバー」。紫外線に反応して、スニーカーのソールの黄ばみを除去してくれるアイテムです。
まずアッパーにつかないようにマスキングテープで保護し、手袋を着用。気になる箇所にイエローリムーバーを塗り広げ、ラップを巻いて直射日光に4〜6時間ほど当てます。
実際に使ってみると、ソールの黄ばみがしっかりキレイになりました。ソールの黄ばみには、専用アイテムを使ったケアがおすすめです。
内側をきれいにする

さて、外側が綺麗になったら、シューズの内側も綺麗にしていきます。
こちらのプレミアムリフレッシャーを使って、除菌と消臭をしていきます。使い方は、シューズの内部に満遍なく吹きかけるだけ。
また、シューズだけでなく、洋服や家具などの布製品にもお使いいただけます。クリーニング後の気持ちいい状態を長く楽しみたい方にもおすすめです。
シューレースを変える

そして、最後はシューレース。もともとのシューレースはかなり黒ずんでしまっていたので、新たにイージーシューレースに通し直していきます。
白いスニーカーは、実はシューレースを変えるだけでも印象がかなり変わります。イージーシューレースはゴム紐のタイプになるので、見た目が綺麗になるだけでなく、脱ぎ履きも簡単にできるようになります。
白スニーカーの汚れを防ぐ方法

白スニーカーは汚れが目立ちやすいため、汚れてから落とすだけでなく、できるだけ汚れを付着させない・スニーカーを傷めないケアをすることも大切です。
特に、強い力で擦ったり、素材に合わない洗剤を使ったりすると、汚れを落とすどころかスニーカーを傷めてしまう可能性があります。
ここでは、白スニーカーをきれいな状態で長く履くために注意したいポイントを紹介します。
素材に合わない洗い方をしない
スニーカーは、レザーやスウェード、メッシュ、キャンバスなど、さまざまな素材が使われています。
同じ白スニーカーでも、素材によって適したお手入れ方法は異なります。
たとえば、スウェードやヌバックのような起毛素材を水で強く洗うと、質感が変わったり、シミになったりすることがあります。
洗う前にスニーカーの素材を確認し、素材に合ったクリーナーやブラシを使うようにしましょう。
強い洗剤や漂白剤を安易に使わない
「白いスニーカーだから漂白剤を使えば白くなる」と考える人もいるかもしれません。
しかし、強い洗剤や漂白剤は、素材の変色や劣化につながる可能性があります。
特にアッパーは素材によって水や薬剤への耐性が異なるため、使用する場合は必ず製品表示やスニーカーの洗濯表示などを確認しましょう。
汚れを落としたいからといって、強い洗剤を使えばいいとは限りません。基本的には、スニーカー専用のクリーナーなど、素材に配慮したアイテムを使うのがおすすめです。
メラミンスポンジで強く擦らない
ソールの黒ずみなどを落とすために、メラミンスポンジを使う方法があります。
ただし、メラミンスポンジは汚れを削り落とす性質があるため、アッパーを強く擦るのは避けたほうがよいでしょう。
特にレザーなどの表面を強く擦ると、素材を傷めたり、表面の質感が変わったりする可能性があります。
使用する場合も、素材への影響を確認したうえで、ソールなど適した場所に限定するのが安心です。
洗った後は直射日光を避けて乾燥させる
スニーカーを洗った後は、早く乾かしたくなりますが、直射日光の当たる場所で乾燥させるのは避けましょう。
強い紫外線や急激な乾燥によって、素材の変色や劣化につながる可能性があります。
洗浄後はタオルなどでできるだけ水分を拭き取り、風通しのよい日陰でゆっくり乾燥させるのがおすすめです。
せっかく汚れを落としても、乾燥方法を間違えると変色の原因になることがあります。最後まで正しくケアすることが、白スニーカーのきれいな状態を保つポイントです。
白スニーカーの汚れでよくある質問

白スニーカーの汚れを落としたいときに、気になるのが「洗濯機で洗える?」「身近な洗剤を使ってもいい?」といった疑問です。
ここでは、白スニーカーの汚れを落とす際によくある質問について解説します。
白スニーカーは洗濯機で洗ってもいいですか?
洗濯機で洗うのはおすすめできません。洗濯機の水量・回転・脱水によって素材に大きな負担がかかります。
レザーの乾燥やひび割れ、スエードのシミ、接着部分の劣化、型崩れなどにつながる可能性があるため注意が必要です。
一見きれいになったように見えても、乾いた後に革が硬くなったり、質感が変わったりすることがあります。
洗濯機で丸洗いするのではなく、専用クリーナーとブラシで汚れを落とし、最後に素材ごとのケアを行う方法が安心です。
白スニーカーの汚れは完全に落ちますか?
泥やホコリなどの表面汚れは落としやすい一方、長期間放置した黒ずみやシミ、素材に染み込んだ汚れは完全に落とせないことがあります。
また、ソールの黄ばみなど、汚れではなく素材の経年変化が原因の場合は、通常のクリーニングだけでは白さを取り戻せないこともあります。
汚れは時間が経つほど落としにくくなるため、気づいたときに早めにケアすることが大切です。
白スニーカーにウタマロやオキシクリーン、重曹は使ってもいいですか?
オキシクリーンを使った漬け置き洗いはおすすめできません。
レザーやスエードを使ったスニーカーには確実に素材へダメージが入ります。最悪の場合、アウトソールのゴムが溶けてしまう可能性もあります。
長く履くなら、オキシ漬けよりも専用ケアで少しずつ丁寧に整えるのがベストです。
白スニーカーを洗った後、ドライヤーで乾かしてもいいですか?
ドライヤーの熱風で急速に乾燥させるのは避けましょう。
熱によって素材が傷んだり、変形したりする可能性があります。
洗った後はタオルで水分をしっかり拭き取り、風通しのよい日陰で自然乾燥させるのがおすすめです。
白スニーカーはどのくらいの頻度で洗えばいいですか?
汚れが目立ってきたタイミングで洗うのがおすすめです。
毎回しっかり水洗いする必要はありません。普段から履いた後にブラッシングしてホコリを落とし、汚れが付いたときは早めに部分的なケアをしましょう。
こうした日常的なケアをしておけば、汚れがひどくなる前に対処しやすくなります。
白スニーカーの汚れを防ぐにはどうすればいいですか?
汚れを付着させないことと、汚れを放置しないことがポイントです。
履く前に防水・防汚スプレーを使用したり、履いた後にブラッシングしたりすることで、白スニーカーをきれいな状態に保ちやすくなります。
特に白スニーカーは汚れが目立ちやすいため、汚れてからまとめてケアするよりも、普段からこまめにお手入れすることを意識しましょう。
白スニーカーの白さを保つには、下記の記事で詳しく書いてるので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
【すぐ真似できる】白スニーカーの白さを保つ・取り戻す方法をケアブランドが解説
本記事で紹介した具体的な洗浄手順は、YouTubeでも解説しています。 動画で確認しながら作業したい方は、下記リンクをチェックしてみてください。









