VANSのスニーカー洗い方マニュアル|素材ごとに変わる洗い方や必要なアイテム - KicksWrap®︎

VANSのスニーカー洗い方マニュアル|素材ごとに変わる洗い方や必要なアイテム

見た目のシンプルさ、生地の頑丈さ、価格、販路の多さなど、優れている点が多いこともあり、バンズのスニーカーは様々な層から人気です。

しかし、実は使われている素材の特性上、汚れが蓄積しやすかったり目立ちやすくなってしまうことが多いといった側面もあります。

さらに一部のモデルではデリケートな素材が使われていることもあり、少しクリーニングの勝手が違うため、未経験の方からすれば戸惑いがちですよね。

本記事では、そんなバンズのスニーカーを実際に洗っていく様子を順に解説していきます。

今回クリーニングしたモデルに限らず、バンズに使われている別素材についての手順についても触れていますので、これからクリーニングをしたいという方はぜひ参考にしてみてください。

バンズを構成する主な素材

VANSのスニーカーには様々なモデルがありますが、基本的に使われる素材は下記の3つであることが多いです。

  1. キャンバス
  2. スエード
  3. 天然皮革

キャンバス、スエードでの構成がほとんどで、天然皮革(レザー)についてはあまり馴染みがありませんが、一部のレザーモデルにて使われています。

それぞれの素材の特徴について解説します。

キャンバス

綿やポリエステルなどによって作られる厚手の布で構成された素材のこと。

バンズスニーカーのほとんどのモデルに使われている素材です。

布のため柔軟性があり強度がしっかりとある反面、防水性は低いです。

スエード

天然皮革の”裏面”を起毛加工した素材のこと。

天然皮革のため柔らかく起毛の見た目により高級感もありますが、細かい起毛の奥に汚れが入りやすかったり、時間経過で起毛が寝てしまうという特徴があります。

オールドスクールのトゥ、ヒール部分や、ハーフキャブのアッパーに使われています。・

天然皮革

特定のモデルにのみ採用されているため、VANSではあまり馴染みがないかもしれませんが、天然のレザーが使われているモデルがあります。

耐久性、通気性、伸縮性などに優れた素材であり、革特有の風合いを楽しめる素材です。

ただしデリケートな素材のため、定期的なメンテナンスが必須になってきます。

バンズスニーカーの洗い方

今回クリーニングで使用したモデルは「WTAPS × VANS OG ERA LX」というモデルで、アッパー全体がスエードで構成されています。

スエード生地のクリーニンングの場合、メジャーな合皮素材のスニーカークリーニングとは若干異なる手順やアイテムが出てきますので、その点にも注目してみてください。

【ちなみに】オールドスクール、オーセンティックも基本的な洗い方は同じ

本記事ではバンズの「エラ」でのクリーニングですが、他モデルである「オールドスクール」「オーセンティック」はもちろん、「スケハイ」や「ハーフキャブ」でも基本的なクリーニング手順やアイテムは同じです。

先ほども少し触れた通り、クリーニング方法が一部変わってくるのはスニーカーを構成する”素材”が関係していきます。

とはいえガラッと変わる訳ではなく、要所要所で若干異なる程度ですので、基本的な手順やアイテムについては共通といった認識でOKです。

それでは、実際のクリーニング手順の紹介に移っていきます。

シューキーパーを入れる

シューキーパーを入れる

まずはシューキーパーを入れるところからスタートです。

シューキーパーには下記2つの効果があります。

  1. 履きジワを伸ばす
  2. アッパーに適度な張りができブラシが当たりやすくなる

細かいブラシで行うスニーカークリーニングにおいて、どちらも重要な要素のためしっかりと形の合うシューキーパーをセットしましょう。

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シューレースを外して洗浄液に漬ける 

シューレースを外す

シュータン部にブラシを当てる際に邪魔になるだけでなく、シューレース自体に蓄積した汚れを落とすためにも、あらかじめシューレースを取り外しておきます。

小さめの容器に水を用意してクリーナーを混ぜた洗浄液を作り、取り外したシューレースを漬け置きしておきます。(クリーナーは5プッシュ程度が目安)

特にバンズのシューレースはコットン製のものが多く汚れが奥に入り込みやすいため、漬け込んでおくのがとても有効です。

洗浄液に漬けている間に、スニーカー本体のクリーニングに取り掛かります。

何もつけずにブラッシング

何もつけずにブラッシング

まずはクリーナーなどを使わずに、乾いたブラシで全体をブラッシングしていきます。

表面に付いているおおまかな埃や汚れを落としておくのには、下記のような役割があります。

  • クリーナーの泡立ちが良くなる
  • クリーナーの使用量を節約できる

どちらも後のクリーニング工程に大きく関わってきますので、めんどくさがらずにしっかりと全体を空ブラッシングしておきましょう。

スニーカー消しゴムで頑固な汚れを落とす

スニーカー用消しゴムで頑固汚れを落とす

スニーカー用消しゴムであるユーティリティイレイサーを使って、ブラシクリーニングだけで落とせなさそうな表面の頑固汚れなどをあらかじめ落としておきます。

使い方は、軽く当てて小さく縁を描くように動かすのがポイント

今回はスエード素材のため起毛素材専用の「黒」側を使用していますが、レザーやキャンバスには「白」側にて対応可能です。

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スニーカークリーナーを使ったクリーニング

スニーカークリーナーを使ったクリーニング

予備洗いの工程が終わったので、次はスニーカークリーナーを使ってクリーニングを進めていきます。

ここで一つポイントとして、素材ごとにクリーナーを使い分けるのがおすすめ。

1種類のクリーナーでも特に問題がある訳ではありません。

しかし、クリーナーを使い分けることでスエードのようなデリケート素材のケアも同時にできることに加え、専用クリーナーの節約にもなります。

[起毛部]皮革素材用のフォームクリーナープレミアムを使用

起毛素材や皮革素材は経年によって油分が抜けて乾燥してしまい、ひび割れなどの劣化が起こります。

そのため、オールドスクールのトゥやヒール部分、ハーフキャブなどスエード素材にはプレミアムフォームクリーナーを使って洗浄するのがおすすめ。

フォームクリーナープレミアムには、革内部に浸透し潤いを与える”ヒアルロン酸”が3%配合されており、デリケート素材の保湿をしながらクリーニングすることが可能です。

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[キャンバス・ソール]ノーマルのフォームクリーナーを使用

エラ、スリッポンのようなキャンバス素材や、ミッドソール、アウトソールのクリーニングには通常のクリーナーを使用します。

クリーナーを使ってブラシで洗った後は、洗剤が残ると黄ばみなどの原因になってしまうため、吸水性の良いタオルでしっかりと拭き取りましょう。

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ミッドソールの頑固汚れには金属のブラシが◎

金属ブラシでミッドソールをクリーナー

ミッドソールはゴム製のため、擦れによる頑固汚れが付きがち。

アッパーに使うブラシは豚毛のような柔らかいブラシのため、擦れ汚れを落とし切るのは難しいことがほとんどです。

そんな時はユーティリティブラシについている真鍮ブラシが有効。

柔らかい金属のため対象を傷つけずに、強い掻き出し能力によって簡単に頑固な擦れ汚れを除去することができます。

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シューレースを洗浄液で揉み洗い

スニーカー本体のクリーニングが終わったら、最初に洗浄液に漬けておいたシューレースを洗いましょう。

漬け置きによって洗浄成分が染み込み汚れが浮いている状態になっているので、軽く揉み洗いするだけで綺麗にすることができます。

洗い終わったらすすぎ、よく乾かしてからスニーカーに戻しましょう。

刺繍やステッチ部に染み付いた汚れを除去する

ステッチ部の汚れを専用ケミカルで落とす

刺繍やステッチ部に使用されている糸の繊維の奥に入り込んでしまったシミ汚れは、クリーナーを使ったブラシクリーニングでも中々除去することができません。

そんな時はステインリムーバーを使うことで、専用の強力リムーバーが繊維の奥の汚れを簡単に除去してくれます。

服についた食べ物のシミ汚れにも使えるため、持っておくと便利なアイテムです。

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白いキャンバス生地のシミもステインリムーバーで対応可能

エラやスリッポンなどのキャンバス生地にももちろん使用可能。

特に白いキャンバスは素材の特性上、汚れが溜まりやすく目立ちやすいので、ステインリムーバーでのアプローチが有効です。

バンズスニーカーのアフターケア

クリーニングで綺麗にした状態を保つためや、スエードの起毛感を甦らせるためにも、最後にもう一手間加えておきましょう。

  1. スエード部分の保湿
  2. 防水スプレーをかける

バンズのスニーカーにおすすめなアフターケアは上記の2つです。

スエード部分は保湿により起毛感復活

スエードに保湿ケア

フォームクリーナープレミアムを使ってクリーニングしながら保湿をしましたが、シューモイスチャーミストというアイテムを使用することで、さらに保湿をすることができます。

皮革素材の乾燥防止や艶出し、起毛感の復活など、スエードのようなデリケート素材にはぜひやっておきたいアフターケアです。

使い方は簡単で、

  1. シューモイスチャーミストをよく振る
  2. 15cm程度離したところから全体的に吹きかける(※距離が近すぎるとシミになるため注意)
  3. 吸水性の良いタオルなどを押し当てて馴染ませる
  4. 真鍮ブラシを使って起毛部のブラッシング

使い方は上記の通りです。

こうすることで起毛部に潤いを与えるとともに、寝てしまっていた起毛を復活させることが可能です。

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防水スプレーで雨や汚れ対策

バンズのスニーカーには多く使われているキャンバス素材ですが、強度はあるものの防水性能は低い素材です。

防水スプレーで突然の降雨などに備えることはもちろんですが、加えて防汚効果もあるので普段から汚れを付きづらくすることができます。

クリーニング時に頑固汚れ除去の手間を減らすためにも、防水スプレーはなるべくかけておきましょう。

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ここまでがバンズスニーカーの洗い方からケアまでの内容です。

各手順の詳細など、より詳しく見たい方は動画でも解説してますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

また、別記事にて全素材の洗い方や家庭用洗剤の使用可否など、スニーカークリーニングについて網羅的にまとめています。

本記事にて紹介した素材以外のスニーカーをクリーニングする際は、ぜひこちらも参考にしてみてください。

スニーカーの洗い方【素材別完全ガイド】ウタマロ・重曹・オキシ・洗濯機まで一挙解説

バンズの洗い方でよくある質問

水洗いはしていい?

基本的にスニーカーの水洗いについては、メッシュやキャンバスのような布系素材のみで構成されたものであれば丸洗いしてもOK。

エラやスリッポンのようなキャンバス素材のみのモデルなら水洗いが可能です。

ただし、オールドスクールのようなスエードが含まれるモデルでは絶対にNGです。

スエードのような皮革素材は水を含むと、水分と一緒に革内部の油分が流れ出てしまい下記のような劣化につながります。

  1. ひび割れ
  2. 色落ち
  3. 硬化

またキャンバスモデルにも言えることですが、水温や洗い方に気をつけないとミッドソールに使用されている接着剤が溶け出してアッパーにシミが付く可能性があります。

上記のようなことから水洗い可能なモデルであっても、よっぽど靴内部が泥まみれになってしまったのような状況でない限りは、スニーカー専用洗剤によるクリーニングが安心です。

オキシ漬けはしていい?

ゴムを使用しているソールが溶けてしまう可能性があり、スニーカーのオキシ漬けは絶対にNGです。

バンズスニーカーのミッドソール、アウトソールはゴム製のため、もちろん溶けてしまう可能性があります。

実際にスニーカーをオキシ漬けして表面がボロボロになったり溶けてしまった方もいるため、絶対にやらないようにしましょう。

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