- お気に入りのスニーカーがなんか臭う...
- 中古スニーカーで臭いが気になる
- 長時間履いた後の臭いなんとかならない?
スニーカーを履いていると、このようなお悩みが出てきますよね。
外出中はほとんど履いているスニーカーだからこそ、臭いとは切っても切れない関係があります。
本記事では、そんな嫌なスニーカーの臭いの消し方や予防策、原因について解説していきます。
スニーカーの臭いについて知っておくことで、上手に対処して今後のスニーカーライフを満喫できるようにしていきましょう。
スニーカーの臭いを消す方法

「スニーカーがなんか臭うようになった..」
これはすでに、スニーカーに臭いの原因が定着してしまっている状態。
このような場合には、染み付いた臭いをしっかりと取り除くことが大切で、下記のような方法が有効です。
- 臭いの元を丸洗い
- 消臭・除菌スプレーを使う
それぞれ具体的にやり方を説明します。
臭いの元を丸洗い
スニーカーの臭いは、汗や皮脂、ホコリなどが内部に蓄積し、雑菌が繁殖することが原因です。
これらをリセットするために一番確実なのが、スニーカーを丸洗いしてしまう方法。
スニーカーはほとんどのモデルが”水による”丸洗いは不可ですが、実はスニーカークリーナーは外側だけでなく、靴内部を洗うのもOK。
まずはブラシでホコリなどを掻き出し、洗浄力の高いクリーナーでがっつり洗うことで、汗や皮脂など蓄積した汚れを取り除くことができます。
やり方は、

- 靴紐を外す(つま先まで洗いやすくするため)
- インソールを外す
- ブラシでホコリをある程度取る
- クリーナーをつけて内部やインソールをしっかり洗う
- クリーナーを拭き取る
スニーカーにダメージを与えず、臭いの原因をしっかり取り除くことのできる方法です。
消臭・除菌スプレーを使う
「丸洗いは大変そう...もう少し手軽な方法がいい」
こんな方には、靴用の消臭・除菌スプレーを使うのがおすすめ。
靴内部に適量スプレーするだけで、嫌な臭いの消臭と原因菌の除菌までを手軽に行うことができます。
臭ってしまったスニーカーにも有効ですが、毎回脱いだ後にスプレーしておけば予防にもなり◎。
スニーカーの臭いを防止する方法

普段の定期的なケアも含め、先ほどの臭いを消す方法を実践した後は、臭いを復活させないように対策することが欠かせません。
今回紹介する有効な防臭対策は下記の4つ。
- 乾燥剤を入れる
- 抗菌・消臭効果のある形保持アイテムの使用
- 通気性の良いインソールへの変更
- 消臭機能のある保管袋への収納
それぞれ方法によって特徴がありますので、詳しく解説していきます。
乾燥剤を入れておく
一日履いた後のスニーカー内部は、汗や湿気によって思っている以上に湿った状態になっています。
湿気が溜まった状態のままにしておくと、臭いの原因菌がより繁殖しやすい環境に。
履いた後に靴の中に乾燥剤を入れておくことで湿気を吸収し、菌の繁殖を防いで臭いの発生を抑えることができます。
抗菌・消臭効果のある形保持アイテムを使う
- Deodorant Shoe Keeper(スニーカー全体の型崩れ防止用)
- Shoe Guards 2.0(履いている最中の履きジワ防止用)
KicksWrapには抗菌・消臭効果のあるシールが付属した、上記2つのスニーカーの型崩れ防止用アイテムが展開されています。
どちらも型崩れ防止をしながら、臭いの対策にもなる便利アイテム。
特に履き終わりにシューキーパー+乾燥剤の組み合わせが有効です。
通気性の良いインソールに変える
インソールは足裏と常に接しているため、スニーカーで最も汗や皮脂が溜まりやすいパーツ。
通気性の良い素材のインソールに交換することで、蒸れを軽減し、ニオイの発生を抑えることができます。
通気性に特化した、ハニカム構造EVA+極薄メッシュのAir Insoleがおすすめです。
消臭機能のある保管袋を使う
スニーカーを収納する際は、通気性が悪い環境だと湿気を逃がせず、臭いがこもりやすくなります。
袋の生地に活性炭が挟み込まれた「Shoe Bag 2.0」にしまっておくと、消臭・簡易調湿機能によって、臭いの対策をしながら保管が可能です。
日常的に中にしまっておくことはもちろん、ジム用の靴を持ち運んだり、旅行時にも活躍するアイテムです。
スニーカーが臭う主な原因

記事の中でもすでに登場していますが、スニーカーが臭う原因は下記のようなものがあります。
- 菌の繁殖
- スニーカーの構造
- インソールなどの汚れ
スニーカーの見た目はキレイでも、内部では汗や汚れが蓄積されていて臭ってしまうということも少なくありません。
臭いの元は菌の繁殖
スニーカーの臭いの大半は、汗や皮脂をエサにした雑菌の繁殖が原因です。
菌は温かく湿った環境を好むため、履いた後のスニーカーはまさに絶好の温床に...
繁殖した菌がニオイ物質を発生させることで、ツンとした不快な臭いが生まれます。
湿気がこもりやすい構造や環境
スニーカーは構造上、通気性が悪いものも多く、内部に湿気がたまりやすい傾向があります。(レザー素材などの通気性の悪いもの)
特に梅雨や夏場、または毎日同じ靴を履き続けると、内部が乾かず湿気がこもりがちになります。
湿度が高い状態は、雑菌の繁殖を加速させ、臭いを悪化させる要因となります。
インソールや靴内部の汚れ
スニーカーのインソールやライニング(履き口の内側の布地部分)には、知らないうちに汗・皮脂・ほこりなどが蓄積されています。
これらの汚れは菌のエサになりやすく、放置することで臭いの元となります。
特に接着剤が強力で取り外しができないインソールの場合、見えない部分にホコリなどの汚れが残っていることが多いため注意が必要です。
スニーカーの臭い よくある質問

スニーカーの臭いにオキシクリーンは使える?
オキシクリーンのような酸素系漂白剤は、臭いの原因菌を除菌することに長けたアイテム。
しかし、スニーカーへの利用は避けるのが無難です。
酸素系漂白剤は水に溶かしてつけ置きをするのが一般的な使い方ですが、水での丸洗いができないスニーカーにその方法は使えません。
さらに、レザーやソールのゴムなどに高確率でダメージを与え、最悪の場合ソールのゴムが溶け出してしまったりすることも。
お気に入りのスニーカーを守るためにも、専用洗剤によるアプローチをおすすめします。
アルコールスプレーで消臭できる?
アルコールスプレーには除菌効果があり、臭いの原因菌を抑えるには一定の効果があります。
ただし一時的な効果にとどまりやすく、スニーカー全体にしっかりアプローチするには不十分なケースも。
また使われている素材によっては、アルコールによって色落ちや硬化が起こることもあり、スエードやレザーなどのデリケートな素材には不向きです。
重曹はスニーカーの臭いに効果ある?
重曹には消臭・吸湿効果があり、スニーカーの中に入れておくだけでも臭いの軽減が期待できます。
特に使用後の湿ったスニーカーや、保管時の湿気対策としては手軽な方法のひとつです。
とはいえ重曹は粉が残りやすく、レザーやスエードのような起毛素材などに直接付いてしまうとダメージを与える可能性もあるため、使い方には注意が必要です。
スニーカー専用の乾燥・消臭アイテムであれば、素材に優しく、より長く効果を持続させることができるため、日常的なケアにはそちらを使うのがおすすめです。